大阪大学大学院工学研究科 附属精密工学研究センター(遠藤研究室)

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遠藤研究室では、以下の2つのグループに分かれて、研究を推進しています。
(*班名をクリックすると、研究の詳細を見ることができます。)

  • 形状計測班
     携帯電話のカメラなどの性能を良くするためには,高精度で非球面や,小曲率半径などの自由度の高い形状を製作する必要があります.そして,製作には計測技術が不可欠です.形状計測班では、レーザー光の直進性を利用して、計測対象表面の傾きの情報を得ることで、計測対象形状を導出する手法を開発しています。計測対象に触れることなく、自由度の高い形状を測定する技術です。現在は、「測定を高速化(短時間化)すること」と「測定誤差をシングルナノメートルにすること」を目標に研究をおこなっています。

  • 表面機能化班
     表面機能化班では、基材にプラズマを照射して基材表面の反応性を高めることにより、基材の接着性を向上させたり、基材に触媒機能を持った金属ナノ粒子を固定化または触媒機能を持った金属酸化物薄膜を製膜し、表面のみの性質に変える研究・開発を行っています。
    プレスリリース1(PTFEとAgインク膜の高密着化)
    プレスリリース2(PTFEとゴムの高密着化)
    プレスリリース3(大阪大学・積水化学工業・日油の協力体制で実用化を加速)
    プレスリリース4(フッ素樹脂の表面改質状態を超長寿命化)
    プレスリリース5(低コストでプラズマ処理の表面改質能力を大幅向上)
    プレスリリース6(シリコーン樹脂を介してフッ素樹脂と金属・ガラスを接着)
    プレスリリース7(銀ナノ粒子で樹脂素材に抗菌/抗ウイルス性を付与)
    プレスリリース8(接着剤レスでフッ素樹脂と超平滑Cu箔を強力接着)


  • 精密工学研究センター  〒565-0871  大阪府吹田市山田丘2-1
    TEL:06-6879-7292  FAX:06-6879-7292  E-mail: